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淫魔との戦記
赤頭巾と白雪姫と堕ちる王国

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「ぽ…ポーションなら…解呪で少しは…」

ポーションは魔法の原理を応用している。ものによっては解呪系の魔法で中和ができる場合がある。
全身に熱が回る。その熱に思考を奪われる前に解呪魔法を使用する。
これで魔法反応は阻害されるはずだ。

しかし体がさらに熱を帯びて股間が寂しくそして激しく疼く。秘所からも液体が漏れている…

「無駄な抵抗はおやめになられた方がいいですよ?貴女の知る魔法で解けるはずはありませんからぁ♪」

眠くなっていくような、己の中の衝動が強くなっていくような…意識がだんだんと奪われていくかのようだった。抵抗などやめて快楽に身を委ねたいという衝動が膨らんでいく。
それでも耐えられるのは淫魔との射精禁止の激しい経験のせいか?

(コイツに…コイツを正気に戻して…解呪させなきゃ駄目か…)

体に力も入らず立つことができない。淫魔が相手なら魔法も効かない。
シエルにはイチかバチかの手段以外無い


即ち、イカせて淫魔から元に戻すか、イカされて淫魔の仲間入りか…
後者はない。どうせやることは口説いた相手とやることと同じだと自分に言い聞かせる。
そう思うと不思議と体は軽くなり、白雪のモノに手を出そうとすると力が入る。
淫魔になってきているんだなと実感した。

「さぁ、いらしてください。淫魔の住まう…夜の向こうのそのまた果てに…♪」

白雪が椅子に座ったまま足を開いて誘ってくる。そその誘惑に乗りたいが欲望の赴くままにはいけない。まずは相手を下ごしらえしなければ…

白雪の胸に舌を這わせながら…白雪の熱く反るモノに手を出す。
そっとそれに触れると脈打っているのが解る。激しく興奮している。
白雪だけでなく、自分の手からもその鼓動が響く。

「あんっ♪くすぐったいですわぁ…」

白雪の大きな胸にシエルが舌を這わせていく。舌触りも良く、揉む度に弾力と柔らかさで心地よい気分にさせる。
そして反対の手で彼女のモノをしごくのを早めるが、白雪は心地よさげな顔をするのみで射精にはほど遠いようだ。

そんな時に白雪は小さな喘ぎ声をあげて、残念そうな顔で言ってくる。

「それはそれでよろしいのですが…淫魔として…恥ずかしくないように教育してさしあげますわ♪」

悪戯っぽく微笑むと、白雪はシエルの顔を胸から離し、キスをしてきた。
大人のキスだった。舌と舌が絡み合い、その体温を感じる。
白雪姫の口内はまるで熱された調理器具のように熱かった。

〜その一方で赤頭巾とクズノハ、酒場にて〜

「なんで酒場に届くのですか?」

「ああ…ジャブジャブとかはな、南方の島にんいるんだよ。 だから酒場に手数料と報酬を払って冒険者にとってきてもらうんだ。
あっちでは淫魔がまだ出てないって言うし、行く気にもなんねぇ。」

「はぁ…なるほど。」

赤はクズノハに酒場の依頼システムについて軽く説明する。完全自給自足の妖狐の里ではそんなことは無い。そのシステムに感嘆してしまう。

赤が店主に尋ねると店主は店の奥へといってしまった。彼女がジャブジャブの羽を取ってきてくれるのを待つことにした。
クズノハが周囲を見渡す。冒険者風の人物に、商人風の人物、そして農夫姿の人物合計4人が他にいる。こんなところで昼間から飲んでいて大丈夫かとクズノハは思ったが、きっとそのシステムに用があるのだと納得した。

「…クズノハ、夜中にココに来るとな、部屋かしてヤらせてくれるんだぜ?お前やシエルみたいな奴等は、淫魔にやられる前にヌいとくのもいいかもな♪
ま、店主にあっさりやられるようなら即淫魔化決定だろうな。」

ケラケラ陽気に笑って赤は言う。この赤の言葉に後悔することになろうとは、この時誰が思っただろうか。

しばらくすると店主が戻ってくる。
するとその手には青を基調にした鮮やかな色どりの羽をもってきた。
見たことのない…少なくとも山の中では私を狙ってくださいというような危ない色の羽だ。

「ジャブジャブ鳥の羽、確かに渡したからね。」

「ありがとさんマスター。マスターがいい女だと、この店にもいい冒険者が集まるな♪」

赤はジャブジャブ鳥の羽を数えると笑って言った。
それは冗談の意味もあるのだろうかぽんぽんと胸も叩く。
それに便乗するかのようにすこし店主は頬を赤くする。

「…でもこの商売、割と苦労もするのよ?たまには、私にもいい思い…さ・せ・て?」

少し古びたカウンター越しに、まだ若い酒場の店主が甘えるようにねだり、赤の頬を撫でる。
それに赤が少しだけ頬を緩める。

「そこの妖狐のお嬢さんもどう?」

うふふと笑い酒場の店主は良いわよねと呟き、赤のモノに手を伸ばした。
淫魔を屈伏させるほどの強大な性欲の持ち主がどうしてソレを拒めようか?別に急ぐわけでもない。

クズノハはしばしの間店主と睨みあいをしていた。あまり乗り気ではない。
酒場の主人の妖艶さ漂う瞳に、いつしか前に生える【尻尾】に血が登ってきていた。
この状態でシエルに会いたくはない。

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